11月10日付けの『asacoco』で、「++セッション」の主旨と1回目の様子が紹介されました。
『asacoco』は、多摩地域の朝日新聞に毎月1回折り込まれる地域情報紙で、
毎号、「東京の西半分」の文化・コミュニティ・エコロジーなどの情報が満載です。
そんな情報のひとつとして紹介していただいて、うれしく思っています。
『asacoco』さん、ありがとうございます☆
2011年11月25日金曜日
2011年11月5日土曜日
富士宮の朝霧で「森仕事体験」してきました!
2011年10月22日(土)23日(日)の
【++体験ツアー 第1回:森で木を伐り、丸太をかつごう!】のご報告です☆
(先に宣伝しておきますが、『++セッション』3回目、12月17日には、今回のツアーの行き先の『NPO法人 森の蘇り』の代表、大西義治さんがゲストですよ☆)
ここは、静岡県富士宮市朝霧にある4ヘクタールの植林地。
「追い口」に器具(すみません、名称忘れました(^^;)を差し込み、グイっと押します。
木こり仕事体験のあとは、製材の模様を見学。
『NPO法人 森の蘇り』は、富士の森を『きらめ樹』の皮むき間伐の手法で手入れし、間伐材を木材として流通させることで、瀕死の森を蘇らせようとしています。
【++体験ツアー 第1回:森で木を伐り、丸太をかつごう!】のご報告です☆
(先に宣伝しておきますが、『++セッション』3回目、12月17日には、今回のツアーの行き先の『NPO法人 森の蘇り』の代表、大西義治さんがゲストですよ☆)
さて当日は、東京を出発するときからかなり強い雨。
「ほんとに森仕事体験できるかな〜」とやや心配でしたが、富士宮の朝霧の森では、『NPO法人 森の蘇り』のスタッフの方々が大きなブルーシートでテントを張って待っていてくださいました。
おかげで、説明中も雨に濡れることなく快適でした♪
そして、雨が止んだ隙に木を伐り倒し、丸太に伐り、運び、製材するという一連の森仕事が体験できたのでした。
昨年2010年夏の『日本ジャンボリー』のときにボーイスカウトの子どもたち約2,500人が『きらめ樹』の手法で皮むきをしてあります(この方法についてはコラムの最後のほうで説明します)。
黄色い地肌の木が、皮を剥かれて1年のあいだに立ち枯れしたヒノキです。
さて、木を伐るには、まず木が倒れるのにふさわしい方角を定め、その方角の面に「受け口」の切り目を入れます。
お手本を示してくれているのが、『森の蘇り』代表の大西義治さんです♪
「受け口」は、こんな感じ。
そして今度は、その裏側に「追い口」の切り目を入れます。
が、一回では倒れません。そこで、縄をかけて引っぱることに……
縄で引っぱる、器具でグイっと押す……を何度か繰り返すうちに
ブラボー♪倒れました。
床材用に2m50cm、壁材用に2m、その場で伐り分けます。
実は、私も2mの丸太をかついでみまして、ちゃんと肩に載せて歩けました! が、写真がなくてお見せできません。残念(^^;)
そして、私たちも一連の木こり仕事をやってみました!
木こり仕事体験のあとは、製材の模様を見学。
製材されたヒノキは、ふかふかの木の粉にまみれて美しいです。
そして、ほんとにいい香りがします〜♪
そして2日目は、木こり仕事をしたのとは別の森を散策。
戦後に植林されて放置されている植林地と、数年間すでに手を入れて管理されている植林地を比べました(写真は、8月に撮ったものです)。
手を入れられていない森はこんなに暗くて寂しいのです。
4年ほど『森の蘇り』が手を入れた森には、木漏れ日がきらきらしていて、下草や広葉樹も生えています。虫や鳥をはじめ、いろんな生物もやってきています。
お昼は、森の中で。焚き火で「おけんちゃん」(お汁が少なめのけんちん汁)を温めてくださいました。おいしかった〜
『NPO法人 森の蘇り』は、富士の森を『きらめ樹』の皮むき間伐の手法で手入れし、間伐材を木材として流通させることで、瀕死の森を蘇らせようとしています。
『きらめ樹』の手法は、狭い間隔で植林されたまま放置されているスギやヒノキを適切に間伐するために、夏のあいだに皮を剥ぎ、1年〜1年半のあいだ立ち枯れさせます。
そうすると、材木に適した含水率20%ほどの状態になり、その場で伐り倒すことも、2mと2m50cmの丸太に伐って運ぶことも容易になるという、全工程がローテクで自然の理に沿った間伐方法です。
大西さんが提唱する『きらめ樹』の仕組みが素敵なのは、皮むきや木を伐る人が50人いれば、1人の林業家が独立できるということ。
手法を学ぶにも最低限必要な機材を買うにもハードルは高くありません。
そうすると、材木に適した含水率20%ほどの状態になり、その場で伐り倒すことも、2mと2m50cmの丸太に伐って運ぶことも容易になるという、全工程がローテクで自然の理に沿った間伐方法です。
大西さんが提唱する『きらめ樹』の仕組みが素敵なのは、皮むきや木を伐る人が50人いれば、1人の林業家が独立できるということ。
手法を学ぶにも最低限必要な機材を買うにもハードルは高くありません。
まさに「地営業」のモデルケースです!
日本全国に140万ヘクタールの荒廃した植林地があり、これを『きらめ樹』で間伐すれば140万人の雇用が生まれると大西さんは試算しています。
間伐は、土砂災害などのリスクを減らし、水資源を守ることにもつながります。
いろんな問題を幾重にも解決できるのですから、これは広めていくしかありません!
この試みが発展するためには、間伐材が潤沢に市場に出回り、間伐材でビジネスをしたり、家を建てたりする人が増えていくことが不可欠です。
東京に住む私たちは、そのために何ができるでしょうか。
12月17日(土)の『++セッション』3回目で、みんなで考えますよ〜!
やる気のある方、ぜひ、ご参加くださいね☆
むさしのFMで『++セッション』でご紹介させていただきました!
むさしのFMの「むさしのFM市民の会」企画コーディネイ ト番組 "発信!わがまち・武蔵野人"にお招きいただき、11月4日に『++セッション』と『地営業』についてお話しさせてい ただきました☆
むさしのFMのサイトで、ポッドキャストでお聞きいただけます。
番組は20分。お時間のあるときに、ぜひ聞いてみてください!
ついつい混迷しそうになる私を、西達彦アナウンサーが上手に導い てくださってます(^^;☆
http://www.musashino-fm.co.jp/ fm_782_podcasting/musashinojin /
むさしのFMのサイトで、ポッドキャストでお聞きいただけます。
番組は20分。お時間のあるときに、ぜひ聞いてみてください!
ついつい混迷しそうになる私を、西達彦アナウンサーが上手に導い
http://www.musashino-fm.co.jp/
登録:
投稿 (Atom)